健康長寿を支える融合食品

 世界で1万件以上の論文・文献が存在している青パパイヤですが、日本では沖縄地方以外ではあまり知られていません。

 その一番の理由は、青パパイヤは収穫後すぐに自己消化が進み、数日で機能性を失ってしまうからです。 沖縄以外の地域に送っても、「青パパイヤの力」を十分に発揮することができません。そのため、長い間、青パパイヤの食文化は沖縄地方に限定されてきました。


青パパイヤと健康長寿社会

 東南アジアをはじめ、青パパイヤの食文化地域には共通した社会現象が存在していることが分かってきました。

 それは「健康長寿社会」が実現しているということです。経済発展をした国では、医療の進歩や社会生活の安定などによって長寿社会が実現しています。しかし残念ながら、多くの人は何らかの病気をかかえ、決して「健康長寿社会」にはなっていません。日本も例外ではなく、「健康長寿社会」は実現していません。
 そこで、沖縄地方以外でも青パパイヤの食文化を普及する方法について研究開発を続けてきました。約25年間に渡る研究によって、「いつでも」「どこでも」「だれでも」青パパイヤを食べることが可能になりました。

 その研究成果が、『青パパイヤの「生」と「発酵物」を同時に食べる』という新しい融合食品の発想による製品の誕生です。




青パパイヤに含まれる消化酵素

 恐竜時代の生き残り植物といわれる青パパイヤには、多くの機能性物質が含まれています。一番注目されているのが、豊富に含まれている消化酵素です。

 中でもタンパク質を分解する消化酵素は、特別にパパイン酵素と呼ばれ、世界で医薬品に指定されているほどです。そのため、健康食品でパパイン酵素を表示することは法律(薬事法)で禁止されています。ただし、青パパイヤの食文化は古くから世界各地で定着しているため、直接生で食べたり、乾燥物を食べて消化酵素を利用することは禁止されていません。


青パパイヤの消化酵素

 酵素ブームですが、酵素はタンパク質の一種であるため、熱(温度)・圧力・空気(酸素)・酸・アルカリなどで変質してしまいます。このことを失活と呼んでいます。そのため、青パパイヤを液体ドリンク・錠剤・顆粒・ソフトカプセルなどに加工した場合、加熱が必要になるので「酵素は失活」してしまいます。
 生きた酵素を加工食品として利用するには、特別な加工技術が必要になってきます。青パパイヤを国内生産し、生きた酵素を利用する新しい加工技術が誕生しました。




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