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歯周病と全身疾患

【歯周病と全身疾患】
歯周病は、喫煙やストレス、糖尿病などの身体の病気が関係し誘発すると近年の研究で明らかになっています。歯周病と全身の疾患の関係をご説明いたします。

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◆歯周病心臓病
歯周病と心臓病には深い相関関係があり、歯周病原因菌が心臓の血管をつまらせ、心臓の血管細胞を障害することがアメリカの研究で明らかになりました。動脈硬化症や大動脈瘤にかかった細胞を検査すると、多くの歯周病関連菌が検出されます。

◆歯周病糖尿病
糖尿病の場合、血液が高血糖となり、毛細血管がもろくなります。そのため、糖尿病でない患者様と比較した場合、毎日の口腔ケアを怠ると、歯肉炎を起こしやすくなり、そのまま放置すると重度の歯周病になりやすいと報告されています。

◆歯周病肺炎
高齢者(65歳以上)の死因第1位
厚生労働省のHPによりますと、高齢者(65歳以上)の死因第1位肺炎となっていますが、肺炎の中でも、口の中の細菌が肺に入って炎症を起こす肺炎を「誤嚥性肺炎」や「嚥下性肺炎と言います。高齢になると、食べ物を飲み込む為の喉の筋力が低下し、本来食道に入るものが、気管支に入ってしまうことがよくあります。誤嚥性肺炎を起こした患者さまの肺からは、歯周病原因菌(嫌気性グラム陰性桿菌など)が高い頻度で見つかることから、歯周病と肺炎に強い関連性があるとされています。

◆歯周病骨粗しょう症
骨粗しょう症の患者さまは、そうでない患者さまと比較した場合、歯を支えている骨の減少(歯槽骨吸収)が早く、歯周病の進行が早いという報告があります。また、歯周病で歯を失うことにより、食べ物を噛む力が弱まり、バランスよく食事することが難しくなるため、身体全体の骨密度が低下し、悪循環が起こりやすい傾向にあります。

◆歯周病早産の関連性
歯周病にかかっている妊婦さんとそうでない妊婦さんを比較した場合、歯周病にかかっている妊婦さんは、早産の可能性が高まると報告されています。歯周病が進行して歯ぐきの炎症が強くなると、歯周組織のプロスタグランディンE2が増えます。このプロスタグランディンE2は、じん痛促進剤として使用されており、子宮の収縮、子宮頚部の拡張作用を促すため、早産を引き起こすといわれています。アメリカでは、歯周病と早産の関連性に関する報告が多数あり、早産であった妊婦さんのお口の中を調べてみると、歯周病の重度である割合が高く、多量のプロスタグランディンE2が影響を与えていると見られます。

◆歯周病パージャー病
バージャー病とは、手足の末端の血管が詰まり、炎症がおき、皮膚に痛みや潰瘍をおこす病気です。このバージャー病と歯周病には深い関連性があり、バージャー病にかかった方は、全員歯周病であると診断され、歯周病の進行度合いは中度から重症でした。痛み、または潰瘍がある部分の血管から採血し、検査を行った結果、血液からは歯周病菌が検出された一方で、正常な箇所からは歯周病菌が検出されませんでした。歯周病菌は、血栓をつくりやすく、皮膚の内側の細胞に進入するとの報告がされています。歯周病菌がお口の中にとどまらず、身体全体に行ってしまい、最悪の場合バージャー病を引き起こすとみられています。

                                                   引用【Wikipedia】

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